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キャリアアップ助成金の「正社員化コース」について

【キャリアアップ助成金支給要件変更・厳格化】

キャリアアップ助成金の「正社員化コース」についてお知らせです。

6か月以上雇用した有期契約社員やパート社員を正社員に転換した場合、1人あたり57万円(生産性要件を満たす場合は72万円)が支給される制度です。

2022年度のキャリアアップ助成金の変更詳細が厚生労働省より公開されましたが、

101日以降に正社員転換する場合、支給要件が大幅に厳格化されます。

この点、2022年9月30日までは、正社員に転換をして、転換前6か月と転換後6か月を比較して3%以上昇給していれば、他の要件を満たす限り、基本的には支給決定されていました。

ところが、2022年10月1日以降は、転換後に実態として正社員に相応しい労働条件が適用されていることが助成金の支給要件になります。

具体的には、「定期賞与または退職金の制度が適用されていること」「定期昇給制度が適用されていること」「正社員転換前と正社員転換後で適用される人事制度(=賃金の額または計算方法)が異なること」が追加要件として必要になりました。

上記のような人事制度がすでに導入済であったり、無理なく導入できるなら良いのですが、準備が出来ていなし企業は10月1日以降もキャリアアップ助成金を利用するかどうかを慎重に検討し、利用継続する場合は、早めに新要件に合った就業規則などを早めに整備しておきたいものです。

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